人から物事を習う際の危険性 続

どうも山田薫です。

 

社会人になってから1カ月がとても早く感じます。

 

今回は前回の記事(人から物事を習う際の危険性)の続きです。

 

前回のまとめ:テニススクールに通わず、コーチもいない状況で多くの好成績を残した私は、人から物事を教わることができない頭になっていた。そんな中、大学受験の時期が近づいてきた。

 

まず当時の勉強状況を説明しておくと、テニスに熱中していたため、勉強はほとんどしていませんでした。そのため定期テストでは40名程度のクラスで、下から数えて5番目以内をキープするような実力でした。さらに高校3年の7月末まで試合に出ていたので、本格的に勉強を始めた時には、センター試験まで半年を切っていました。

 

人から物事を教わることのできない私は、授業を受けず、ひたすら自習をしていました。自分で教材を選び、自分でスケジュールを立て、自分で問題を解いていました。解答が理解できない場合だけ、先生に質問していました。私が授業を受けていない(授業をさぼって図書室で勉強しているか、授業に出ても自分で買った教材を開いて自習している)と文句を言う先生も何人かいました。しかし、受験に必要な科目の先生達は、そんな私に対してもしっかり質問に答えてくれたので助かりました。

 

結果を言うと、現役では目標の国公立大学には合格できませんでした。入試直前の模試でもE判定だったので、わかりきった結果でした。そして、その大学しか受験していなかったので浪人が決定しました。しかし、浪人してからも人から教わることはなく、図書館でひたすら自習をしていました。その結果、一浪で目標の大学に合格することができました。入試直前の模試では希望していた学科はA判定で点数も上から3位番目だったので、終わってみれば余裕で合格できる程度の実力が付いていました。

 

当時、浪人していた同期は10数人いましたが、ほとんどの人が塾に通っていたのにもかかわらず学力が伸びず、目標の大学に合格することができませんでした。同じ大学を目指していた浪人仲間も結果は不合格でした。彼は現役時代は私より学力が上であり、もちろん浪人中は塾に通っていました。

 

まあというわけで人から物事を教わったせいで実力が伸びないこともあるようなので、気を付けて下さい。具体的には何に気を付ければいいのか、それは人から教わるのではなく、自分で考えてみて下さい。

 

以上